更年期と体重増加の本当の関係 ~「食べてないのに太る」は、あなたのせいじゃない~

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① 更年期に入ってから、体重が落ちにくくなった

・昔と同じ食事なのに体重が増える
・少し食べただけで太る
・運動しても体重が減らない
・お腹まわりだけが気になる

婦人科でよく聞くのが、
「更年期に入ってから、急に体型が変わった気がする」
という声です。

多くの方がこう言います。

「食べすぎている自覚はないんです」
「年齢だから仕方ないですよね…」

でも最初に、はっきりお伝えします。

👉 更年期の体重増加は、意志の弱さや自己管理不足ではありません。


② 更年期太りは「原因を知れば対処できる」

結論からお伝えします。

👉 更年期の体重増加は、体の変化を理解すればコントロール可能
👉 若い頃と同じやり方ではうまくいかないだけ

実際、婦人科で
生活の整え方を少し変えただけで
「体重が安定してきた」「増えなくなった」
という方は少なくありません。

必要なのは
頑張ることではなく、やり方を変えることです。


③ なぜ更年期は太りやすくなるのか?

● 原因① 女性ホルモン(エストロゲン)の低下

エストロゲンには
・脂肪の分布を整える
・代謝を助ける
役割があります。

更年期でこのホルモンが減ると、
脂肪がつきやすく、特に内臓脂肪が増えやすくなります。

👉 「下半身太り」から
👉 「お腹まわり太り」へ

体型が変わるのは、このためです。


● 原因② 筋肉量の低下

40代後半〜50代にかけて、
意識しないと筋肉量は自然に減っていきます。

筋肉が減る

基礎代謝が下がる

同じ生活でも太りやすくなる

つまり
食事量を減らしても痩せにくい状態になっているのです。


● 原因③ 自律神経の乱れ

更年期は
ホルモン変動により自律神経が不安定になります。

すると
・血糖値が乱れやすい
・食欲のコントロールが効きにくい
・甘いものが欲しくなる

という状態に。

👉 「意思が弱くなった」のではなく
👉 体がそう感じやすくなっているだけです。


● 原因④ 睡眠の質の低下

更年期世代は
・夜中に目が覚める
・眠りが浅い

という悩みが増えます。

睡眠不足は
食欲を増やすホルモンを増やし、
太りやすい状態を作ります。


④ 更年期太りに悩んだら見直したい5つのポイント

① 「食べる量を減らす」より「食べ方」を変える

極端な食事制限は逆効果。

✔ 野菜 → たんぱく質 → 炭水化物の順
✔ 1日3食、抜かない

これだけでも
血糖値が安定し、脂肪がつきにくくなります。


② たんぱく質を意識して足す

更年期世代に必要なのは
「減らす」より「足す」。

・卵
・魚
・大豆製品

を毎食少し意識するだけで、
筋肉と代謝を守れます。


③ 運動は「痩せるため」じゃなく「落とさないため」

激しい運動は必要ありません。

・歩く
・ストレッチ
・軽い筋トレ

目的は
体重を減らすことより、増えない体を作ること


④ 冷えを放置しない

冷えは代謝を下げ、
脂肪が燃えにくい体を作ります。

お腹・足首・首を温めるだけで
体の巡りが変わります。


⑤ 「頑張りすぎ」をやめる

ストレスは
太りやすさを加速させます。

更年期こそ
✔ できない日があってOK
✔ 完璧を目指さない

この考え方が、体重管理にはとても大切です。


最後に|更年期太りは「体からのメッセージ」

更年期の体重増加は、
あなたがサボっている証拠ではありません。

体のステージが変わったサインです。

若い頃と同じやり方を手放し、
今の体に合った整え方に変える。

それだけで、
体はちゃんと応えてくれます。

もし
・急激な体重増加
・生活に支障が出るほどの不調

がある場合は、
婦人科での相談も選択肢のひとつ。

一人で抱えなくていい悩みです。