フェムケアって本当に必要? ― 婦人科でよく聞かれる、正直な疑問に答えます ―

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① 「今まで何もしてこなかったけど…?」

・フェムケアって最近よく聞く
・でも正直、必要性がよくわからない
・今まで特に困ってこなかったし…

婦人科で働いていると、
こうした声をとてもよく耳にします。

中には

「やらないとダメみたいな空気が苦手」
「商品を売るための流行じゃないの?」

と感じている方も少なくありません。

まず大前提としてお伝えしたいのは——
👉 フェムケアは“全員が必ずやるもの”ではありません。


② 必要かどうかは「今の状態」で決まる

結論から言います。

👉 フェムケアは、困りごとがなければ無理にする必要はありません
👉 でも、違和感が出てきた人には“かなり役立つケア”です

つまりフェムケアは
✔ 義務でも
✔ マナーでも
✔ 美容の延長でもなく

「不調をラクにするための選択肢」

必要かどうかは、
年齢や流行ではなく
あなた自身の変化で決まります。


③ なぜオトナ女子にフェムケアの話が増えたのか?

● 理由① 年齢とともに、デリケートゾーンは変化する

女性ホルモン(エストロゲン)は
膣や外陰部の
・潤い
・弾力
・自浄作用

を保つ役割があります。

更年期前後でエストロゲンが減ると、
✔ 乾燥
✔ ヒリヒリ感
✔ かゆみ
✔ においの変化
✔ 違和感

が起こりやすくなります。

これは老化ではなく、ホルモン変化による自然な現象です。


● 理由② 「清潔にしすぎ」が逆効果になることも

意外と知られていませんが、
デリケートゾーンは
👉 洗いすぎるほどトラブルが増えます。

ボディソープでゴシゴシ洗う

必要な常在菌まで減る

乾燥・かゆみ・においの原因に

フェムケアが注目され始めた背景には、
間違ったケアをしている女性が多かった
という現実もあります。


● 理由③ 「違和感を相談しづらい場所」だから

デリケートゾーンの悩みは
・恥ずかしい
・誰にも聞けない
・病院に行くほどじゃない

と、我慢されがち。

フェムケアという言葉が広まったことで、
👉「悩んでいいこと」
👉「ケアしていい場所」
として認識され始めた、という側面もあります。


④ フェムケアが「向いている人・いらない人」

✔ フェムケアを考えてもいい人

・乾燥やヒリヒリを感じる
・以前より違和感が増えた
・下着の摩擦が気になる
・性交時に痛みを感じる
・においが気になるようになった

何かしらの変化を感じているなら、検討の価値あり


✔ 今すぐ必要ない人

・特に不快感がない
・トラブルもない
・今のケアで問題なし

無理に始める必要はありません


最後に|フェムケアは「やらなきゃ」じゃなくていい

フェムケアは、
✔ 女性としての義務
✔ 意識高い人の習慣
ではありません。

「困ったときに思い出していいケア」
それくらいの距離感で大丈夫です。

そしてもし
・痛み
・出血
・強い違和感
がある場合は、
セルフケアではなく
婦人科に相談することが最優先

フェムケアは
医療の代わりではなく、
医療につながる前のサポート役です。